あるクマ家族に憧れて

とあるクマのゆるキャラファミリーのような関係をめざす、男×男の物語

じんさんは染まるのも早い

モケポンGOを初めて起動したじんさん

 

じ「モケポンが3Dになってるぅ!」

 

じ「今のポリゴン技術ってもうカクカクしてないのぉぉ?」

 

じ「GPS連動で歩くとキャラも動くのしゅごいぃぃぃ」

 

じ「モケチュウ可愛いよぉぉぉ」

 

た「…。」

 

たっくんは、原始人を見るような目でじんさんを凝視していた。

じんさんは意外と単純

モケポンGO→痩せる の刷り込みに騙されて心が動き始めたじんさん、モケポンGOをインストールしてしまう。

 

じ「たっくんはソシャゲ中毒ですからね。しょうがない、治療と思って外出しましょう」←謎のマウント

 

外出。モケポンGO起動。

 

じ「!!!?」

 

 


じんさんに起こった衝撃とは…!?

 

(続く)

たっくんの猛攻

た「モケポンGOならじんさんの知ってるモケポンも出てくるよ!」

 

た「新しいモケポンも出てくるし!」

 

た「課金しなくても十分遊べるよ!」

 

た「自分も課金してないし!」

 

じ「ソシャゲ。ダメ。ゼッタイ。ソシャゲ。ダメ。…」ボソボソ

 

た「モケポンしたら痩せるよ!」

 

じ「そこ言う?」

じんさんのモケポン歴

た「じんさんはモケポンしたことある?」

 

じ「あるよ。赤と緑の時代だけどね。」

 

た「赤・緑…」(ウワァ…

 

た「DS?」

 

じ「ゲームジョーイね」

 

た「ゲームジョーイ…」(マジカ…

 

じ「ポケットでもカラーでもない、白黒のやつね」

 

た「白黒…」(白目

最初はそう言う

じ「ちなみにモケポンGOって何?」

 

た「モ゛ケポンを歩゛いて探して捕獲するゲームだよ」

 

た「毎日ログインしてボーナスをもらったり…」

 

た「課金してめっちゃ捕獲する人もいる有名なソシャゲだよ!」

 

じ「…。」

 

じ「ソシャゲはギャンブル!!」

 

じ「ソシャゲ、ダメ。ゼッタイ。

ふりかかる厄災

心臓病のじんさんは運動ができない。
正直、早歩き以上の運動は心臓に負担がかかるからアウト。

 

そんなある日

 

た「じん゛さん゛、モ゛ケポンGOしに行こ゛う!」

 

じ「え、外出るの?」

 

た「アイテム回収したい」

 

じ「どれくらい歩くの?」

 

た「軽く10,000歩数?」

 

じ「私をコ〇ス気デスカ?」

ゲイとじんさんの事情

ゲイは筋トレ・運動好きが多い。
(例外あり)

 

昔、とある短髪マッチョのオネェさんが言っていた。

「女性が化粧をするように、ゲイは筋トレをして筋肉をまとうのよ」
「筋トレは大人ゲイの身だしなみ」
「筋肉無いと見向きもされないわよ」

 

 

 

一方、僕は運動ができない。

 

 

 

なぜなら、心臓病だからだ。