あるクマ家族に憧れて

とあるクマのゆるキャラファミリーのような関係をめざす、男×男の物語

あなたならどうする…?

マイマイロードを通過する際、たっくんは靴底で何かをバリっと踏んでしまったのでした…。

 

スタスタスタ…
しばらく何事も無かったように進むたっくん。

 

ふと立ち止まり、靴底を確認するたっくん。

 

黙って音がした場所まで戻るたっくん。

 

実は、たっくんは強迫性障害があるのです。

マイマイロード通過!

雨の中、アフリカマイマイだらけの道をお散歩している二人。

 

た「ふぅ」

 

じ「いやぁ。とんだマイマイロードでしたな」

 

た「ほんと、アフリカロード、やばかった!」

 

いや、それただのアフリカの道…w

 

バリッ!!

 

その時、たっくんの靴底で何かが砕ける音がしたのでした…

覚醒

たっくんはアフリカマイマイが大嫌い。
嫌いすぎてアフリカマイマイの気配まで察知してしまうたっくん。

 

じ「ほんとだ。マイマイが居ます!」

 

た「気を付けて!足元に1体」

 

た「前方にもう1体、数メートル先にもう2体!」

 

た「この場所…ヤバいな……」

 

いや、ヤバいのは君の能力やでw

雨のにおいがするときは…

雨の中、どうにか傘を差して出ることができた二人。

 

アスファルトを打つ雨音。土のにおい。
草木からしたたるしずく。

 

じ「雨のにおいがしますね」

 

た「ここは……」

 

た「アフリカマイマイの気配がする…!!」

 

_人人人人人人人人人人人_
アフリカマイマイの気配<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

これからお外に出るんだからね!

梅雨どきの雨の中、散歩に行くことになった二人。

 

じ「珍しくスコールじゃなくて小雨ですね」

 

じ「傘を差して行きましょうか」

 

た「いや、大丈夫でしょ」

 

じ「雨、降っていますよ?」

 

た「大丈夫!大丈夫!」

 

じ「いや、風邪ひくて…全然だいじょばないから…お願い…」

梅雨と言ったら…

梅雨の沖縄といえば、断続的に降るスコール。ところどころ冠水する道路。アフリカマイマイ…。

 

じ「雨ですねぇ。」

 

じ「晴耕雨読と言いますし、今日はお家でのんびり読書でもs…」

 

た「外行ぎたい!」

 

じ「え…」

 

た「お散歩行ぎたい!」

 

じ「は…!?」

 

た「お散歩!!」

 

じ「ちょ…待っ…」

それはまた少し先のお話

そんなこんなで、何年も自分の趣味を封印していました。

 

でも、こうやって、誰かの趣味を一緒に楽しむのもいいもんですね。

 

じ「モケポンいっぱい捕まえましたね」

 

た「うん♪」

 

じ「平和通りでサーターアンダギーでも買って帰りますか!」

 

た「♪」

 

 

気が向いたらまた創作したいなぁ。

なんてね。