あるクマ家族に憧れて

とあるクマのゆるキャラファミリーのような関係をめざす、男×男の物語

2022-01-01から1年間の記事一覧

納まる人・納まらない人

クリスマスも過ぎ、すっかり年末ムードなたっくん。 た「ウチは28日で仕事納めだよ!じんちゃんのトコは?」 遊びをせがむワンコのようにらんらんとした目で尋ねるたっくん。 じ「じんさんの職場は365日営業なので、仕事納めとかありません!」 …ワンコ君の…

メリークリスマス!

じ「イルミネーション、綺麗ですねぇ。」 た「ですねぇ。」 じ「私はこの青色が好きなのですよ」 た「そうなんだ!」 じ「クリスマスなんですねぇ」 た「だねぇ。」 じ「帰りにケーキでも買っちゃう?」 た「ケーキはいいや!スタボの新作試そ!」 手は繋が…

夜のお出かけ

じ「お出かけするなら…」 じ「経塚タウンに行きましょう!」 バイクの後ろにたっくんを乗せて出かける。 浦添市経塚にあるヨンエー経塚タウンはこの時期、青を基調としたイルミネーションで飾られて綺麗だ。 人混みもほどよく、デートスポットでも無いので男…

お出かけするなら

た「仕事゛終わっだ!すぐ着替えるね!」 部屋着から急いでよそゆきに着替えるたっくん。 チルックマのTシャツチルックマの半パンチルックマのカバン た「できた!」 全身チルックマで武装するたっくん。 じ「わぁ」 じ「これはもう、ちょっとした暴力w」 チ…

仕事のあとは

た「も゛うすぐ仕事゛終わるよー」 た「終わったら出かけない?」 じ「いいですよ。どこ行きます?」 た「どっか」 じ「は?」 じ「何かないの?海とか山とか北とか南とか…」 た「どっかいいところ!(満遍の笑み)」 じ「あの…めんどくさい彼女みたいな事言…

相方君の相棒

慢性副鼻腔炎のため、1日で袋いっぱいの鼻水ティッシュを錬成してしまうたっくん。 じ「ティッシュの消費量やばいね」 た「1箱ぐらい余裕よ(ドヤ」 た「1日2箱はイケる」 じ「白飯3杯はイケるぐらいのノリで言うのやめてもらっていい?」 た「ティッシュは…

たっくんの能力

たっくんは慢性副鼻腔炎です。 た「今゛日は鼻゛水がすごい」 じ「ところでこの机の上の袋は何?」 た「鼻かんだティッシュだね」 じ「最近ティッシュを開けたのはいつ?」 た「今朝だね」 じ「もひとつ質問いいかな、今朝開けたティッシュ箱どこ行った?」 …

君の名は…?

じ「出たな!妖怪ハナタラシ!」 た「いづの間にが暗くなっでだねw」 これが僕の相方のたっくん。 …そう言って電気も点けずに相変わらずPCをカタカタし続ける。 じ「やっぱり妖怪闇PCにしとく?」 た「妖怪って、久々に聞いたw」 じんさんは、昭和のおじさん…

おかえり

帰ってみたらキッチンも真っ暗。部屋のふすまからも光は無い。 恐る恐るふすまを開ける。 ゴゴゴゴゴゴゴゴ…(走る緊張感) そーっと覗くと、 真っ暗な部屋の奥にぼうっと光るPCの画面とその光を浴びて青白く光る鼻水だらだらの男性の顔 たっくん「お゛がえ…

ただいま

僕はどこにでもいる普通のサラリーマンのじんさん。 今日も仕事を終えてモノレールに揺られ帰宅中。 ビルの生える街を抜けて、夕日沈む住宅街に着いたら在宅ワーク中の相方君が暖かく出迎えてくれる。 もうすぐ我が家だ。 ドア「ガチャ」 じん「ただいまー」…

見えない幸せ

ここにある幸せ 見えるのは僕だけ たぶんきっと今だけ だけどずっと続けたい ここにある幸せ 君と僕のぶんだけ もう世界は放っとけ 不確かな今だけ

相方紹介

相方のたっくんです。 ある日、OL…じゃなかった。 サラリーマンのじんさんのところにやって来たニンゲンのオトコノコです。 洋楽と筋肉と、コチルちゃんが好き。 歌はノリで楽しめるものが好き。 あと、コチルちゃんが好き。笑 お出かけ先の空気と 部屋を埋…

自己紹介

はじめまして。 じんさんと申します。 歌と創作と地元が好き。 歌は、詞の意味を噛み締められるものが好き。 そのせいか作文がポエムになりがち。 綺麗なお部屋と 並べられたリモコンと 合理的なものが大好きな 昭和生まれのアラフォーおじさんです。 これか…